U-Nextで配信が開始された『SATC』続編の『And Just Like That…』を見始めた。
今のところエピソード5まで配信されている。
なんで『And Just Like That…』というタイトルなのかな?と思っていたが、それはエピソード1の最後で明らかになる。毎回エピソードの最後ごとにキャリーの『And Just Like That…』で締めくくられる。
一番引用に残ったのは今回はあからさまに人種や性的指向/性自認のDiversiyを意識して作られていること。思い返してみると、『SATC』ではゲイの友達はいたものの、ほぼ出てきていたのが白人の登場人物のみだった。今の時代に合わせてきた感じである。
それから、サマンサが出てこないのがなかなか残念なところだ。エピソード中ではサマンサのことも話題に上がるが、『SATC』のファンとしてはサマンサありきの『SATC』だったのでなんとかして出てもらいたかったなというところ。いつか出てくれないかな?と期待してしまう。
スランフォード役の俳優さんが亡くなってしまって、スタンフォードの去り方の演出が唐突であったが、これはしょうがないことであるし、スタンフォードがもう見れないのかと思うと、感傷的になってしまった。
キャリー、ミランダ、シャーロットはもう50代で、その年代が抱える困りごとが描かれていた。みんな老眼でものを見るときは眼鏡をかけるし、キャリーは腰の痛み、ミランダは夫婦関係、シャーロットは子供のことやママ友との関係等々。コメディだと割り切って見ると結構笑えたりする。
『SATC』を見てもそうだったのだが、『And Just Like That…』でいいなと思わせるのは、やはりキャリー、ミランダ、シャーロットの友情だろう。実際にこんな家族みたいに良好な関係をずーっと続けている友人関係なんて、あり得ないとはわかっているものの、本音でつきあえる、困ったときは支えあえることができる友情関係に、惹きつけられてしまうのである。
『SATC』に出てきたメインではない出演者もちらほら出ていて、『SATC』が好きだった人はぜひ見てもらいたい。そして一緒に語りたいなと思ったのであった。
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