Rのブログでアカデミー賞でのウィルスミスの行動について書かれてたので私もその動画を見て思ったことを書き残しておこうと思った。
何が起こったこというと、コメディアンのクリスロックが、ステージにたってウィルスミスの妻のジェイダスミスに対して「G.I.ジェーンの続編がたのしみだよ」とジョークを言ったこと。「G.I.ジェーン」はデミムーア主演の映画で丸刈りの女性が主人公だ。ジェイダスミスは、丸刈りしていて脱毛症によってその髪型にしているらしい。
動画を見ると、クリスロックがそのジョークを言った直後、ウィルスミスは笑っていたが、妻のジェイダスミスは明らかに不快そうな表情をしている。
そのあと、ステージにウィルスミスが上がってきて、観客は歓声を上げるが、なんとクリスロックにビンタを食らわせて、自分の席に戻り、”Keep my wife’s name out of your fucking mouth(お前のクソッタレの口から俺の妻の名前を出すんじゃねえ”と言ったのだ。クリスロックはまあ大人の対応で、普通だったら動揺してしまうがちゃんと収めてたなというかんじ。
私がこれを見ておもったのは、脱毛症の人の髪型をジョークにするなんて悪趣味もいいとこだなということ。クリスロックは「ジョークだよ」と言っていたけど、「ジョークだよ」と言えばすむと思ってるのって言葉で傷つけられた方としては、たまったもんじゃない。クリスロックはプロのコメであんなのだから、これはまずいし、言うべきではなかったなと思う。
そしてウィルスミスの行動。平良手打ちを食らわせたのを見た時、「こんな場所で簡単に手が出てしまうなんて、普段の怒りもコントロール出来ないんじゃないか?普段の生活大丈夫か!?」ということ。
ステージに上がって、抗議をして戻ってくれば間違ったことをその場で正したので、賞賛に値するかなと思う。ただ、平手打ちをした瞬間、相手をとっちめてやろうというのが見えてしまって、「うわ、無理だわ」と思ってしまった。
とりあえず、普段のウィルスミスのアンガーマネジメントが気になってしょうがなかったのであった。
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