私はX(旧Twitter)を見ることがあるのだが、タイムラインでダンボール授乳室についての賛否が目に入ってきた。
モヤモヤしたのはこのダンボール授乳室を批判してる投稿に対して、堀江氏が「じゃ、設置しねーよ、お前みたいなクソが出てきて面倒くさいだけだろ」という投稿をしていたのをみたときた。
これを見て「あぁ、この人は授乳室を求めること自体わがままだと思ってるんだなぁ」と思わずにはいられなかった。
自分が授乳時期のことを振り返ると、赤子を連れて出かけるのも一苦労。まず、行く先に授乳室があるかを確認してから出かけなくてはいけなかった。その時点でかなり行動が制限される。車で出かける際は、大きい車であれば、まあ授乳ケープをしながら車でできないこともないが、授乳ケープがずれないかとか、暑い日なんかはケープが赤ちゃんの顔を覆うので空気がこもってしまうし、ゆっくり授乳したいのにビクビクしなくてはいけないため、できるだけやりたくはない。月齢の低い赤ちゃんにとっては授乳だけが唯一の飲み物であり食べ物。出かける前にできるだけ授乳してから出かけるが、いつ泣かれて欲しがるかはコントロールできない。
そんな中で公共性の高い「道の駅」で常設された授乳室を求めることは果たしてわがままなんだろうか?ここで言ってるのは1人が経営しているバーとかを言っているのではない。道の駅だ。
言ってみればこのコントロールできなく赤ちゃんの生理現象に合わせて対応しなくてはいけないという点、胸が出るのでプライベートな空間が必要ことを考えると、排泄と同じだと思う。ただ異なることはそれを必要としているのは女性と子供というだけ。
ダンボール授乳室で授乳ができないというわけではない。ただ、うんちをするときあなたはダンボールで囲われたトイレしか道の駅になかったら、それでいいと思うだろうか。以前シャワー室を授乳室がわりにしてたと記事では書いてあったが、あなたは食事をする時、シャワー室の塩素の匂いがする場所を案内されたら文句を言わないだろうか?
これが女の人、子供の人にしか関係ないことになると、こうやって、「用意してくれてありがとう」という返事を期待される。それに対して文句を言うと「さっかく用意してやってるのにやらねーぞ」と黙らされる。「そういう文句をいう女は軽自動車で迎えににきたら文句をいう女だ」みたいなズレた批判がくる。
ほんと、いい加減にしてもらいたいところだ。つくづく女性は2nd class citizen なんだなぁと実感させられる。
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