昨日寝る前に長男(5)が「これ読んでと」持ってきたのが『あっ!そうなんだ!性と生―幼児・小学生そしておとなへ』である。
これを買ったのは長男が4歳くらいのとき。特にすごい興味を示していたわけじゃなかったけど、女の人の体と男の人の体の違いをちゃんと聞いていた。
昨日はもっと成長したからか、月経のページとかあ赤ちゃんはどうやってできるの?とかに「えー!」とか色々コメント、反応しながら読んでいた。
この本の良いところは、わかりやすく正直に性教育のことが網羅されていることだ。性的被害とか性的いじめ、自分の体は大事だし、勝手に触られてはいけないよといったことも載っていて、「こういうことはされてもいけないし、してもいけないよ」と教えることができる。
とくに、「おもちゃがあるからおいで」のか「お母さんが事故だよ!おいで」とか誘ってくるプレデターの大人がいるページの説明では熱が入って説明してしまった。
Real crime profileのポッドキャストを聴きすぎているせいか、ほんとに警戒してしまう。とりあえず、「知ってる人でも知らない人でも、お母さん、お父さん、おばあちゃんが以外の人に、家においでとか、こっちにおいでとか言われたらついていってはいけないよ。大人だと気持ち的に断れないように感じるかもだけど、大人に気を使わなくてもいいんだよ。無視して逃げるんだよ」と言っておいた。
本当なら、子供には「世の中はいい人だからみんなに良くするんだよ」とか教えたい。でもそんなのは幻想なのだ。残念ながら、世の中にはいつの時代も弱いものを狙うプレデターで溢れている。いい人そうな顔をしていても、良いコーチや先生であってもプレデターの場合もある。「勝手にさわられたり嫌なことされたら、おかあさん、お父さんに言うんだよ」と言っておいた。
そういえばReal crime profileのJimが「まともな大人なら、子供に付き合うのは疲れるから、子供といたいとは思わない。もし誰かが自分の子供と親の自分達が一緒にいる以上に子供と一緒にいたがったら赤信号だ」と言っていたのを思い出す。これも今度わかるかどうか不明だが、わかりやすく伝えてみようと思う。
それにしても私の父方のおばあちゃんは私たちが小さい頃から「知らない男の大人が近づいてきたら泥棒だと思いなさい」と良く言っていたのを思い出した。「知らない人」というのは今なら間違っているとわかるが(知ってる人でもプレデターになり得るため)、私の警戒心を高めることができて、なかなか良いアドバイスだったなと思う。また、母方の祖母は「悪い男にだけはだまされるな〜」とも言っていた。これは付き合う男性のことだろうが、2人とも、悪い奴がたくさんいるということを教えてくれたのだと思う。
とにかく、今後も定期的に性教育は続けたいなと思ったのであった。
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