Netflix の『ジミー・サビル 人気司会者の別の顔』

雑記

そういえば、最近Netflixは全然見ていないがNetflix の『ジミー・サビル 人気司会者の別の顔』というドキュメンタリーをみた。

人気司会者がすごい数の子供たちを虐待してたというのはニュースで知っていたが、この人物についてはそのニュースをみるまでは知らなかった。

番組を見ていると、どうやらこの人は日本でいう、タモリさんとかさんまさんとかくらい有名で、芸能界だけではなく、ロイヤルファミリーとか政政治家とか権力者ともかなりのつながりがあった人物のようなのだ。

事実を知った上で見てるので、普通に番組を見てると、変わり者で言動がおかしいよな、とは思うのだけど、ニコニコしてるので、まあまさかこんな人がまさかそんな犯罪者だなんてだれも思わないというのもわかる。

今名乗り出てきた被害者たちは400人以上にのぼるらしい。被害者が全員名乗り出ることはないと思うので、おそらく1000人くらいの被害者がいるのでは?

番組後半、教会にかよっていて、ジミー・サビル(JS)に当時子供の頃、虐待の被害にあった方のインタビューがあった。

酷すぎて、涙が出てきてしまった。そして、警察はJSを野放しにしてしまったことを考察した方がいいのでは?と思わずにはいられなかった。

マイケルジャクソンもそうだが、こいつは世の中をグルーミングしていたようだ。マイケルジャクソンは生前から疑惑があって、FBIに捜査されて、大々的に報道されたりした。こいつは警察に聴取されたようだが、表立って糾弾されたりしたことはないようだった。白人男性ということで、さらに有利な立場にいたのだなと思う。

ほんとうに長い間こいつの悪事が発覚しなかったのは、酷いとしか言いようがない。

こいつは墓場まで逃げ切ったが、こういうことが起きないように、テレビ局、病院、警察、教会は改善と対策を提出させた方がいい気がする。というか、こうやって、テレビ、病院、警察、教会とあげてみると、こういう組織がいかに腐敗を生みやすいのかが何となくわかる気がする。権力が集中しやすく、絶対権力には逆らえない。なんか、改革でもしない限りまた起きそうだな、なんて思ってしまったのであった。

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